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2D制作部 業務インタビュー ~発注からラフまで~

掲載日:2024.07.04

これまでは、従業員の経歴にスポットをあててインタビューを紹介してきましたが、
今回は社内制作部のMSさんに、事業部での制作業務の進め方や内容にスポットをあてて、
詳しく聞いてみました。

今回は、【発注~ラフ】までについて、ご紹介します。

こちらがロータスちゃんです。アイドルとしてデビューしちゃいます。

まず、オーダーはどのような感じだったんでしょうか?
自社のホームページ用のイラストとして、「【アイドルテーマ】でイラスト制作をお願いします。」と、上長からお話をもらいました。
サイズの指定とアイドルと、後は会社案内や4コマで使用している【ロータスちゃん】(※画像参照)が入る(笑)とのことで…。
それ以外は特に指定がなかったので、アイドル系の資料を100個くらい集めて、仕様書代わりにして作っていきました。

クライアントさんからの発注の時とは全然違いますよね(笑)
そうですね(笑)
普段の請負業務は、版権物で、キャラクターの設定やらイラストの仕様書まであって、

レギュレーションも決まってるっていう仕事の方が多いので、色々と好きにやらせてもらえるイラストは新鮮でした。
ごく稀に、0ベースからのご相談というのも無くはないんですけど…。珍しいです。

キャラクター構図ラフ。髪型や服装もざっくり。

普段はがっちり決まっているという事ですね?
はい。すでにキャラクターデザインが決まっているので、線の太さや色も決まっていますし、
それこそ、着ている服のボタンの数までしっかり決まっているので、そこをきっちり守って制作していく業務が多いです。

たまに、衣裳の設定が決まって無いものもあって、いくつかの衣裳の参考写真をいただくときもあれば、
「少し露出高めの和服で」(笑)という文字だけの指定の時もあるので、それを元に衣装を考える場合もあります。

今回、キャラクターデザインの部分はどんな感じに進んでいったんでしょうか?
公開する画像データには入っていないんですが(殴り書きに近いので、さすがに省かせていただきました(笑))、素体ラフの前に、コンセプトラフを作り、そこで髪型と衣装を大体決めていきました。

このコンセプトラフをもとに、衣装デザインが得意なデザイナーに構図ラフや衣装ラフ制作をお願いしました。

ロータスちゃんの方は僕は担当していないので、そこで決まった衣装を元に、担当者が別途制作を進めていったような流れでしたね。

背景ラフ。会社PR用なので、LOTUSの文字とロゴを入れました。

背景のデザイン(実制作)もMSさんが担当されているんですか?
背景は、新人のデザイナーに作業をお願いしていたので、僕はディレクションと着彩・仕上げを担当しました。
集めたステージの資料を渡して、ステージに立ってるよって所がわかるような感じで、ラフ~線画まで描いてもらいました。

実際、配置すると、キャラクターの密度が高くて、「LOTUS」の文字が見えなくなってしまったので、そこを調整して、着彩以降の作業は自分の方で巻き取りました。

普段の背景制作はどんな発注が多いでしょうか?
だいたいは、その案件の過去の資料とかをいただくことが多いですね。

後は、実際にある背景の写真とか…コンセプトアートとか…背景の大元になるイメージラフが届く場合があります。もうラフじゃなくて完成している場合もあるんですけど(笑)、それのアングル違いという形でオーダーをいただくこともあります。

次回へ続く⇒

次回はその先の工程について、詳しくお伺いしつつ、制作のコツや普段気を付けていること等ご紹介していきたいと思います。

第2回目の記事はコチラ

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